3年間で11人交代、“鬼門ポスト”の農水相 (産経新聞)
■「どうなるか分からない」と山田新大臣
「政治が責任を持って口蹄(こうてい)疫の拡大を避けて早く終結をはからなければいけない」。8日午後、首相官邸で菅直人首相から農水相の指名を受けた山田正彦氏。その顔には疲労の色がにじんでいた。
先月17日から宮崎県の口蹄疫対策本部長として現地入り。7日夕に急遽(きゅうきょ)、東京にとんぼ返りしたばかり。
7日夜、首相からの農水相就任要請に「引き続き、副大臣として現地対策にあたりたい」と一度は固辞したが、「大臣としてやってほしい」と重ねて要請され、最後には折れた。
前任は口蹄疫問題の最中に外遊し批判を浴びた赤松広隆氏。農水相は、自殺した松岡利勝氏や事務所費問題で更迭された赤城徳彦氏ら、ここ3年間に11人が交代、自公時代から短期失脚の多い“鬼門”ポストだ。
かつては司法試験に合格しながら、地元の長崎県五島列島で牧場を経営、弁護士事務所も兼業した異色の経歴の持ち主。口蹄疫への思いも熱く、宮崎県川南町の蓑原敏朗(みのはら・としろう)副町長も「山田氏は、良くも悪くも現場を一番よく知っている人。経験を生かして力添えを頂きたい」と手腕に期待した。
一方、事務所には支持者から「鬼門だけど頑張って」と皮肉な激励も。山田氏は農水省で記者団に「“鬼門”だといわれている。どうなるか分からないよ」と苦笑いを浮かべた。
【関連記事】
・ 地元選出農水相「喜ばしい」 長崎県知事が歓迎
・ 東国原知事「どういうことか」 農水相後任難航に怒り
・ 農水相は山田副大臣決まる
・ 菅氏したたか?続々内定組閣人事“仕分け人”蓮舫氏も大臣に
・ 口蹄疫 共同埋却へ接種牛の移動開始 補償費400億円超
・ 電撃的な首相退陣劇の裏で何が…
・ 上賀茂神社もアライグマの被害に 専門家が調査へ(産経新聞)
・ 路上で600万奪われる=男が75歳女性殴り逃走―東京(時事通信)
・ 自殺率・出生率、秋田県が15年連続全国最悪(読売新聞)
・ 「脱小沢」カラー鮮明に 「七奉行」全員を要職(産経新聞)
・ 街頭演説も動画で紹介 高齢化の進む選挙区で変化(産経新聞)
「政治が責任を持って口蹄(こうてい)疫の拡大を避けて早く終結をはからなければいけない」。8日午後、首相官邸で菅直人首相から農水相の指名を受けた山田正彦氏。その顔には疲労の色がにじんでいた。
先月17日から宮崎県の口蹄疫対策本部長として現地入り。7日夕に急遽(きゅうきょ)、東京にとんぼ返りしたばかり。
7日夜、首相からの農水相就任要請に「引き続き、副大臣として現地対策にあたりたい」と一度は固辞したが、「大臣としてやってほしい」と重ねて要請され、最後には折れた。
前任は口蹄疫問題の最中に外遊し批判を浴びた赤松広隆氏。農水相は、自殺した松岡利勝氏や事務所費問題で更迭された赤城徳彦氏ら、ここ3年間に11人が交代、自公時代から短期失脚の多い“鬼門”ポストだ。
かつては司法試験に合格しながら、地元の長崎県五島列島で牧場を経営、弁護士事務所も兼業した異色の経歴の持ち主。口蹄疫への思いも熱く、宮崎県川南町の蓑原敏朗(みのはら・としろう)副町長も「山田氏は、良くも悪くも現場を一番よく知っている人。経験を生かして力添えを頂きたい」と手腕に期待した。
一方、事務所には支持者から「鬼門だけど頑張って」と皮肉な激励も。山田氏は農水省で記者団に「“鬼門”だといわれている。どうなるか分からないよ」と苦笑いを浮かべた。
【関連記事】
・ 地元選出農水相「喜ばしい」 長崎県知事が歓迎
・ 東国原知事「どういうことか」 農水相後任難航に怒り
・ 農水相は山田副大臣決まる
・ 菅氏したたか?続々内定組閣人事“仕分け人”蓮舫氏も大臣に
・ 口蹄疫 共同埋却へ接種牛の移動開始 補償費400億円超
・ 電撃的な首相退陣劇の裏で何が…
・ 上賀茂神社もアライグマの被害に 専門家が調査へ(産経新聞)
・ 路上で600万奪われる=男が75歳女性殴り逃走―東京(時事通信)
・ 自殺率・出生率、秋田県が15年連続全国最悪(読売新聞)
・ 「脱小沢」カラー鮮明に 「七奉行」全員を要職(産経新聞)
・ 街頭演説も動画で紹介 高齢化の進む選挙区で変化(産経新聞)